除草作業に伴う車線規制現場において規制解除による撤収作業中の交通誘導警備員がはねられ死亡
1.発生日時
令和5年8月28日㈪午後3時40分頃(天候くもり)
2.場所
福岡県直方市 湯野原の国道200号
3.関係警備員
男性 62歳
警備員歴~12年、検定資格~交通誘導警備業務2級
4.事故概要
被災警備員は、同僚警備員1名とともに、片側二車線の国道沿い(資格者配置路線)の除草作業に伴い、一車線を交通規制して交通誘導警備に従事した。当日の作業を終え規制解除を行うため、同僚警備員(Ⓐ地点)は規制の始点側で大旗による幅寄せと車線変更の誘導を行い、被災警備員(㋐地点)は規制車線(第1通行帯)において資機材の撤去作業をする作業員の安全を警戒していたものであるが、第1通行帯を走行していたキャリアカー(3台の車両を積載、①地点)が車線変更せず直進して同通行帯に駐めていた規制車に衝突(②地点)した。同僚警備員は寸前で回避したが、被災警備員は規制車に服が引っかかって回避できず、さらに、キャリアカーが規制車に衝突した衝撃で、積載していた車両が転倒した被災警備員の上に落下して下敷きとなってしまい、意識不明の重体で病院へ搬送されましたが、約1時間後に死亡が確認されました。
警察は、キャリアカーを運転していた福津市の会社員・柳文雄容疑者(63)を現行犯逮捕し、過失運転致死の疑いで捜査しています。
調べに対し、柳容疑者は容疑を認めていて、通報時には「左車線が規制されていたが気づかずにぶつかった」などと話していたということです。
12月22日㈮にも似たような事故が千歳の国道337号でありました。 以下、ヤフーニュースより リンク (現在はリンク切れてるが解る方はうまく使ってください)